薄玻璃の踏み鳴らしゆけ冬隣 (うすはりのふみならしゆけふゆとなり) 冬隣(ふゆとなり)は晩秋の季語。 まもなくやってくる本格的な寒さに 時に気持ちはふさぐけれど、 薄玻璃(うすはり)のような落葉を シャンシャンと軽快に踏み鳴らしながら 冬にむかって歩いてゆけたら・・・ そんな気持ちを詠み込んでみました。