蝋梅とプリンセスのドレス - わたし歩記-あるき-
https://hanahiroinoniwa.hatenablog.com/entry/2021/02/04/103317
午後、いつものコースを散歩していると、遠くの方から、「ベルの・・・ベル・・ベルの・・」と、亡くなった飼い犬の名前を連呼する声が聞こえるので、何かに誘われるままにそちらの方へ赴くと、そこには年のころ3,4歳と思しき女の子とお母さんが居りました。女の子は何やら空の方を指さしながら「ベルのドレス、ねえ、お母さん、ベルのドレスみたいー!」と嬉しそう。気になって女の子の視線の先を辿ると、そこには甘い洋菓子のような香りを放ちながら蝋梅の花が咲いていました。 女の子が言う「ベル」とは、ベルが修飾している名詞...