Haiku | Photo Philosophia

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金木犀

金木犀

木犀の花つぎつぎに瞬けり   視覚よりも嗅覚で その存在の訪れを知る花、金木犀。 ひとつ見つかると、 何故かその後は芋づる式に 目に留まっていくから不思議です。 小さなオレンジ色の星たちの季節が 今年も始まります・・・。
向日葵

向日葵

向日葵よ終の園児となりにけり   保育園のお迎え時の一コマを詠みました。 最後の一人になってしまう子も その子の親を一緒に待つ保育士さんも、 その時、いろいろな想いが 胸の中をめぐっていることでしょう・・・
百日紅

百日紅

百日紅咲くや鋳物のごと実から (さるすべりさくやいもののごとみから)   まるで鋳物のような実から どうしてこんなにもフリフリした 花びらがこぼれ咲くのだろう?と 不思議でならない・・・ 百日紅はそんな花です。
木下闇(こしたやみ)

木下闇(こしたやみ)

下闇にのっぺらぼうの輝けり (したやみにのっぺらぼうのかがやけり) 別名、下闇(したやみ)、 青葉闇(あおばやみ)、 緑陰(りょくいん)とも言い、 夏の木立がうっそうと茂って、 昼ですら暗い様子を表します。   ただ、真っ暗闇というわけではありません。 すぐそこには、 陽光眩しい世界が広がっており、 木々の僅...
天満宮の落椿

天満宮の落椿

落椿白む鳥居の際立てり (おちつばきしろむとりいのきわだてり)   いつも散歩にいく天満宮。 手水舎の裏側になんとなく回り込むと そこには目を見張るほどの艶やかな光景が 広がっていたのでした。 地面に散った紅椿の先には 普段は灰色に見えていた鳥居が佇んでいます。 それが見れば見るほどに何故だか いよいよ白く際...
花の雲

花の雲

花の雲阿弥陀と渡る心地かな (はなのくもあみだとわたるここちかな)   「花の雲」とは桜がまるで湧き立つ雲のように 咲いている様を言い表した春の季語です。 和歌などにもよく詠まれており、 平安絵巻等にも描かれている光景です。 満開の桜の下を夢見心地で歩いていると 時々、「ここは本当に現世だろうか?」と 自分の...