木下闇(こしたやみ)Digital下闇にのっぺらぼうの輝けり (したやみにのっぺらぼうのかがやけり) 別名、下闇(したやみ)、 青葉闇(あおばやみ)、 緑陰(りょくいん)とも言い、 夏の木立がうっそうと茂って、 昼ですら暗い様子を表します。 ...Read More
天満宮の落椿Digital落椿白む鳥居の際立てり (おちつばきしろむとりいのきわだてり) いつも散歩にいく天満宮。 手水舎の裏側になんとなく回り込むと そこには目を見張るほどの艶やかな光景が 広がっていたのでした。 地面に散った紅椿...Read More
花の雲Haiku花の雲阿弥陀と渡る心地かな (はなのくもあみだとわたるここちかな) 「花の雲」とは桜がまるで湧き立つ雲のように 咲いている様を言い表した春の季語です。 和歌などにもよく詠まれており、 平安絵巻等にも描かれて...Read More
春雨free-style春雨に眉間撃たれ疼く海馬 (はるさめにみけんうたれうずくかいば) 一見物腰の柔らかい降り始めの春雨ほど 肌を鋭く刺すような衝撃を感じるのは なぜでしょうか? 海馬(かいば)は脳内にある 記憶保持をつかさどる...Read More
花薺Haiku来し方を讃えるように花薺 (きしかたをたたえるようにはななずな) 来し方とは過去、過去の日々のこと。 花薺は春の季語。 ぺんぺん草と言う 呼び方の方が 親しまれているかも 知れません。 春の田に咲いた 無数...Read More
春の虹Haiku利き足のヒール取られて春の虹 (ききあしのヒールとられてはるのにじ) 普段から、割と虹を見逃すことが多く、 友人たちがSNS等で「虹が見えた!」と 写真をアップしているのをもっぱら 指をくわえて眺めてばかり...Read More