春塵Abstract春塵に三歩下がって追う背中 (しゅんじんにさんぽさがっておうせなか) ローム層の関東地方は 冬は雨が少ないために 春先の大地は乾いて砂ぼこりが立ちやすい。 春の強い風に煽られて起こる砂嵐のことを 春塵といいます。 &nb...Read More
春の闇Digitalはなうたの主気になって春の闇 コロナ禍でマスクをするようになって以来、 何故か道で「はなうた」を歌っている人と すれ違う機会が多くあります。 せめて歌って気持ちを 明るく盛り上げないとやってられない! と言...Read More
二輪草Digital二輪草が咲いたよ、そう今ひとり (にりんそうがさいたよ、そう、いま、ひとり) 花が咲いたことを 告げ知らせずにはいられない。 そんな衝動を あなたは感じたことはありますか? 二輪草は晩春の季語。 台のような...Read More
ホッキョクグマAnimals-digital ホッキョクグマがいる此処が北極だ 死ぬまでに、北極を訪れる可能性は、 恐らく・・いや、 100%、ぜったいにない、はず。 わたしにとっては、 ホッキョクグマがいる場所、 ここが北極なのだと思っ...Read More
仏の座Digital野花そよぎ真珠母色の春田かな 仏の座人の数だけ咲いてをり 真珠母色とは、マザーオブパールの色味。 カスタードクリームのような 柔らかいオフホワイトです。 仏の座の薄紫色と若緑色が折り重なって 春風に上下左右...Read More
琥珀の憂ひAbstractガムシロに琥珀の憂ひとけて春 (がむしろにこはくのうれひとけてはる) 何故だか昔から ガムシロップを上から注いで、 かき混ぜないで しばらく眺めているのが好きです。 あの時の現象って 春が冬を侵食してゆく 速度や有り様に...Read More