miuの記事一覧 ( 23 )

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花の雲

花の雲

花の雲阿弥陀と渡る心地かな (はなのくもあみだとわたるここちかな)   「花の雲」とは桜がまるで湧き立つ雲のように 咲いている様を言い表した春の季語です。 和歌などにもよく詠まれており、 平安絵巻等にも描かれている光景です。 満開の桜の下を夢見心地で歩いていると 時々、「ここは本当に現世だろうか?」と 自分の...
春雨

春雨

春雨に眉間撃たれ疼く海馬 (はるさめにみけんうたれうずくかいば)   一見物腰の柔らかい降り始めの春雨ほど 肌を鋭く刺すような衝撃を感じるのは なぜでしょうか? 海馬(かいば)は脳内にある 記憶保持をつかさどる場所。 春は出会いと別れの季節。 まだ忘れられない記憶が 春の雨に打たれてじくじくと疼き出す。 ね、...
花薺

花薺

来し方を讃えるように花薺 (きしかたをたたえるようにはななずな)   来し方とは過去、過去の日々のこと。 花薺は春の季語。 ぺんぺん草と言う 呼び方の方が 親しまれているかも 知れません。 春の田に咲いた 無数の花薺。 通り過ぎた背後から 自分の過ごしてきた日々を 讃える拍手の音がしたら どんな気持ちだろう?...