miuの記事一覧 ( 20 )

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よだかの星

よだかの星

そしてよだかの星は 燃えつづけました。 いつまでも いつまでも 燃えつづけました。 宮澤賢治 『よだかの星』より   『よだかの星』の ラストシーンを 写真で描いてみました。 賢治の筆の力には 遥かにおよびませんが。 何度読んでも 心が揺さぶられます。  
春の闇

春の闇

はなうたの主気になって春の闇   コロナ禍でマスクをするようになって以来、 何故か道で「はなうた」を歌っている人と すれ違う機会が多くあります。 せめて歌って気持ちを 明るく盛り上げないとやってられない! と言う気持ちからなのか? はたまたマスクをしているし、 バレないからと言う 思いからなのかは分かりません...
二輪草

二輪草

二輪草が咲いたよ、そう今ひとり (にりんそうがさいたよ、そう、いま、ひとり)   花が咲いたことを 告げ知らせずにはいられない。 そんな衝動を あなたは感じたことはありますか? 二輪草は晩春の季語。 台のような葉の上に細い茎を伸ばし、 二輪の花をつける特徴があります。 花の開花を知らせようとしたのは女性。 彼...
冬が霞みはじめた

冬が霞みはじめた

  霞(かすみ)といえば春の季語です。 では、霞んでいる本体はいったい 何なのだろう?と考えたとき、 冬、それも、ありとあらゆる 冬の気配なのかな?と思うのです。 淡くて朧な霞の中で起きている化学変化って 実はすさまじいものなんじゃないかと想像すると、 ちょっぴりぞくぞくしませんか?
蝋梅

蝋梅

  蝋梅をベルのドレスと浮き立つ子 (ろうばいをべるのドレスとうきたつこ)   この俳句を詠むきっかけとなった 物語はこちらから・・・
ホッキョクグマ

ホッキョクグマ

  ホッキョクグマがいる此処が北極だ   死ぬまでに、北極を訪れる可能性は、 恐らく・・いや、 100%、ぜったいにない、はず。 わたしにとっては、 ホッキョクグマがいる場所、 ここが北極なのだと思って 一生を過ごすのではないかしら? そんな思いを俳句に詠んでみました。